「Licensing International Expo 2009」がラスベガスで開催

出展企業数 500 社、来場者数は2 5,000人を記録

今回は200962日から4日までアメリカ、ラスベガスで開催された「ライセンシング・インターナショナル・エキスポ」の様子をお伝えする。

会場はマンダレイベイコンベンションセンター。まずその広さに驚く。会場に入ると、正面右手にはハズブロ社が今夏の主力に据えている「トランスフォーマー:リベンジ」と「GIジョー」が大きく展開されており、左手もディズニー・コンシューマープロダクツが「ミッキーマウス生誕80周年」を記念して広い展示スペースを設置。両社のスケールに圧倒されるばかりだった。

そのまま進むと、アメリカ大手の子ども向けチャンネル、カートゥーンネットワークのブースが目を引く。LIMAのベストプロパティに輝いた「爆丸」や、「ベン10 エイリアンフォース」などの放送が絶好調であり、ブースの構成も凝っていてその勢いを感じた。また、その向かいには同じく大手子ども向けチャンネルの4kids(フォーキッズ)エンターテイメントのブースがあり、「遊☆戯☆王5ds(ファイブディーズ)」などのプロパティ紹介が行われていた。そのブロックの角で、日本の「どーもくん」などをアメリカで展開している「ビッグテントエンターテイメント」が「Domo」の商品化例を多数展示していたのが印象的だった。

その南側ではオランダのMercis Bv社が「ミッフィー」のブースを展開。ディック・ブルーナの独特の色使いが目を引いていた。そのまま北に向かうと映画作品が絶好調のマーベルがトレードマークの赤を基調とした大型ブースを出展。映画を軸としたコンテンツ展開が2011年まで決定しているようだ。また、映画といえばその隣ではドリームワークスが人気作「シュレック」「マダガスカル2」などを展開したブースを構えていた。

またその並びには、日本のパチンコ業界で高い知名度を持つ京楽産業がパチンコ台を並べてアピールしており、その技術力の高さに来訪者が驚いている様子が見受けられた。

会場北東の一角はゲーミングゾーンとなっており、ゲーム関係のライセンサーとして、エレクトロニックアーツ、任天堂、カプコン、コナミが出展していた。(後半の日程がロサンゼルスで開催のE3と被ってしまったことから出展ブースが少なめだったのが残念)。

逆に南に目を向けると、手塚プロダクションや円谷プロダクションなど日本の出展社が集まったゾーンがある。特に手塚プロダクションはイメージスタジオ社のCG映画版「鉄腕アトム」のブースが近くに配置されており、かなりのエージェントの注目を集めていたようだ。このほかにもアデックスが主催の「ジャパンアーティストボックス」や、今秋開催の「ライセンシングアジア」告知ブースも活況となっていた。

そのほかにも会場南東の「7thアベニュー」という場所ではプロパティを使ったアパレルのファッションショーが開催されるなど、アパレル関係のショーに強いラスベガスの特性を活かしたイベントも行われていた。

会場の南側では映画「スタートレック」の大ヒットで波に乗るCBSや、2011年に「タンタンの冒険」の映画化を決定したパラマウント・ピクチャーズ、有名な青色の小人のキャラクター「スマーフ」の映画化を発表したソニー・ピクチャーズなど映画関連のライセンサーの出展が多く、大変華やかになっていた。

駆け足に会場の様子を紹介してみたが、会場の活況は伝わっただろうか。ニューヨークからラスベガスに会場を移して始めての開催、かつ、経済不況や新型インフルエンザなどの影響からか、全体的に熱気という部分では物足りなさを感じた。ただ、企業同士の意見交換は活発であり、ライセンサー、ライセンシーが現在の困難な状況を乗り切るために、どうやって展開していけばよいのかを共に考えることで、連帯感を高めることができたイベントだったのではないだろうか。

主催者特別企画ゾーン

来場者事前登録








【株式会社Koppes】
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